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日本スーパーフェザー級タイトルマッチが28日、横浜BUNTAIで開催された「NTTドコモpresents Lemino BOXING」のセミセミファイナルで行われ、チャンピオンの奈良井翼(25=RK蒲田)が、同級1位の原優奈(30=真正)の挑戦を受けた。
両者の対戦は、昨年4月以来、約1年1ヶ月ぶり。当時は、原が王者として迎え撃つ立場だったが、奈良井が挑戦者として5ラウンドTKO勝利を収め、王座を奪取している。今回、立場を入れ替えての再戦となり、注目を集めた。

ワンツーの右ストレートで顔面を打ち抜いた奈良井が、5回終了時に公開された採点を3-0(50-45,50-45,50-45)とし、ジャッジ3者の支持を集めた。7回は足を止めてリング中央で打ち合った両者。ここでも奈良井が連打でポイントを稼いだ。8回、奈良井の左アッパーからの右ストレートを顔面に受けた原が膝をついてダウン。立ち上がった原だったが、奈良井がパンチをまとめると、レフェリーが試合を止めた。

3試合ぶりのKO勝利で、2度目の防衛に成功した奈良井は、「久々にKOで勝てたが、それ以上に、原選手の覚悟や“奪い返しに来た”という強さを感じました。気持ちのこもった試合でしたし、前回倒せたパンチが効かなかったことや至近距離での攻防で、しっかり僕に勝つ準備をしてきたのが伝わってきました」と、試合を振り返った。その上で、「削って勝つつもりでしたが、自分のモーションが大きくなってしまって、セコンドから“ストレートを意識しろ”という指示があり、そこから修正していきました」と、笑顔を見せた。

試合を決めたシーンについては「終盤、相手が効いていると感じ、近づいても手を出してこなかったので、まとめにいった」と、嗅覚が冴えた。

世界を目標とする奈良井は「日頃から会長から厳しく言ってもらってるので、その言葉を糧に、アカンとこを直して、みんなに観てもらえる試合をしていきたい。会場に来てくださった皆さん、Leminoで観てくださった皆さん、本当にありがとうございました。3試合ぶりにKOで勝てましたが、自分が思い描く“タイソン像”にはまだ届いていないので、これからも近づけるように頑張ります」と、更なる飛躍を口にし、笑顔で会見を締めた。
