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[試合後会見]2024.12.12

中嶋一輝に辰吉寿以輝が挑戦! 父・丈一郎が生観戦!

 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者の中嶋一輝(31=大橋)対同級6位の辰吉寿以輝(28=大阪帝拳)が12日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル126」のメインイベントで行われた。

 KO決着必至の一戦、勝利の女神がほほ笑んだのはーー。
中嶋一輝(大橋)が豪快KO!
 スーパーバンタム級注目の一戦は、会場が熱気に溢れる中でスタートを切った。挑戦者の辰吉は右ストレートで一撃を狙うが、王者のサウスポー中嶋も一歩も引かず左ストレートで先制。緊張感の漂う展開だったが、衝撃は続く2回に訪れた。ワンツーで距離を掴んだ中嶋の左ストレートが一閃。後頭部を打ちつけるダウンを見たレフェリーが、ノーカウントでストップ。中嶋が豪快に倒して試合を終わらせた。
辰吉丈一郎「本人がどう思うか」
 試合後、囲み取材に応じた元WBC世界バンタム級王者で父・辰吉丈一郎は、「案の定かなぁ。予想通りだったね」とポツリと漏らすと、「サウスポーに対して考えすぎてしまい、ポジションが悪かった。相手に動きを見破られていた。左(ジャブ)が圧倒的に少ない」と試合を振り返った。「仕方ない。失神できたから、それ以上、ひどくならずに済んだ」とも。

 続けて「これをいいもの(経験)とするのか、『あーあ』となるのか。それは本人次第。自分から何か言うことはない。ただ、俺やったらリマッチ」と、敗戦から何度も立ち上がり、ファンを熱狂させた"浪速のジョー"の言葉で締めた。
2度目の防衛に成功
 試合後、会見に応じた中嶋は「プレッシャーは全くなく、冷静に戦えた」と淡々と試合を振り返ると、「自分の予想では相手がいきなりガンガン来ると思っていたが、来なかったので、いつも通り戦った。(辰吉が)後ろの手を下げるなと思ったので、下を見ながら打った。ボディストレートで下を意識させて上を打ったら当たると思った」と、対峙した上での戦略があったことを明かし、「自分のパンチが当たれば、倒れると思っていた」と自身の強打に自信を示した。
サウスポー中嶋一輝、豪打爆発!
 中嶋の隣で顔を綻ばせていた大橋秀行会長は「勝てて嬉しいのはもちろんだが、辰吉(丈一郎)は30年前の現役時代から知っているし、ジム開きにも来てくれている。複雑な気持ちがある」と眉根を寄せた。そして、「KO決着になるとは思っていたが、すごい終わり方だった」と圧巻のKO劇を振り返った。

 寿以輝選手については「始まってすぐにサウスポーが苦手なのかなとわかった」と試合中の印象を語った。

 今後について「世界は4団体あるが、このまま(中嶋が)防衛を続けていけば、(世界王座が)返上ということもある。焦らないことが1番大事」とした。
吉井寛会長(大阪帝拳)
 一方、ダウンした時に脳しんとうを起こした辰吉は、試合の記憶がなく会見は行われなかった。代わりに取材に応じた大阪帝拳ジムの吉井寛会長は、「一発をもらって後頭部に打ち付けてボーッとしている状態。ドクターに診てもらったがダメージは心配ない。相手は、パンチを警戒していたので、もう少しつけこめたら良かったが。サウスポーに対しての経験不足だったね。中嶋選手はタイミングを見逃さなかった」と、チャンピオンを称え、「(試合の)映像を見て(寿以輝)本人がどう感じるか。これで将来が閉ざされたわけではない。再起するならチャンスを作る」と復活に期待した。

 横を通りかかった丈一郎は「負けてから強くなるのが辰吉」と言い残した。

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