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WBC(世界ボクシング評議会)世界フライ級新チャンピオンに輝いた寺地拳四朗(32=BMB)が15日、世界2階級制覇を果たしたことを報告した。
クリストファー・ロサレス(30=ニカラグア)に勝利
ここ数戦は、顔を腫らせて会見に臨んでいた拳四朗だが、この日は傷ひとつなかった。「リーチが長い相手に、上手く距離を取れたし、思っていたより上下に散らすことができた。手数が少ないと思って、映像を見返したら、そうでもなかった。良い動きができたと思う」と、フライ級転向初戦のパフォーマンスに合格点を与えた。
世界2階級制覇達成
コンビを組む加藤健太トレーナーは、「タフで良い選手だったが、フィジカルとメンタルをしっかりと作り上げて、思い通りの展開になった。今回は事前に戦略を決め過ぎずに、その場の流れで戦わせた。やることが決まっていないので、試合前は不安そうにしていたが、試合中も取捨選択ができるようになった。今回の試合は、今後必ず役に立つ」と、さらなる進化に期待した。
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)
試合後、ロサレスの応援に来ていた世界スーパーミドル級3団体王者のサウル・カネロ・アルバレス(34=メキシコ)と一緒に写真を撮ったことを明かした。「アルバレスとは話していないが、ウェルカムな感じだった」と笑顔を見せた。
「フライ級が合っている」
減量苦から解放されてパフォーマンスが上がった。「減量が楽になった分、足が動きやすかった。相手とのパワーの差も感じなかった。この階級は合っていると思う」と、フライ級に手応えを感じていた。
フライ級で4団体王座統一!
拳四朗は、ライトフライ級時代には成し遂げることができなかった4団体王座統一を目指す。「誰とやりたいとかはないけど、今後は王座統一戦をやっていきたい」。
WBA王者は、同日に2度目の防衛に成功したユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)、WBO王者は14日の試合で無判定試合になった(防衛となるかはWBOの見解待ち)アンソニー・オラスクアガ(25=米)、IBF王者はアンヘル・アヤラ・ラジザバル(24=メキシコ)が君臨している。2025年、フライ級がさらに面白くなっていきそうだ!
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