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新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない1日、東京・大田区総合体育館でWBO世界スーパーフライ級チャンピオン井岡一翔(32=志成)が挑戦者にフランシスコ・ロドリゲスJr(28=メキシコ)を迎えて無観客下で3度目の防衛戦に臨んだ。
今回は新たな試みもあった。井岡の世界戦は地上波TBS系列で全国生中継されたが、アンダーカードは、志成ジム公式ファンクラブサイトでライブ配信が行われた。
試合後には、この日の放送でゲスト出演した東京オリンピック2020金メダリストの入江聖奈さんがプレスルームを訪れた。
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採点表
東京オリンピック金メダリスト入江聖奈さん
■入江聖奈さんのコメント
「ロドリゲスさんの攻撃がすごかったが、井岡さんはパンチを芯にもらっていなかった。打ち終わりにカウンターを合わせたり常に頭を振っていて高等テクニックに興奮した。井岡さんの下がりながらのアッパー、ロドリゲスさんの逆ワンツーが参考になった。すごく興奮した。私が男子だったら(プロに)行っていたと思うが、プロにはいかないと思う。」
フランシスコ・ロドリゲスJr.
■ロドリゲスのコメント
「このチャンスを与えてくれたプロモーターに感謝したい。チャンピオンは、クリーンな試合をしてくれなかった。アウェーなので採点はこうなることは予想していた。レフェリーが仕事をしてくれなかった。クリンチや後頭部へのパンチをもっと注意してほしかった。初回から相手は私のパンチを怖がっていた。9ラウンドの攻撃は特に良かったと思う。私の方がパンチを出していたので勝ったと思った。ジャッジがニュートラルだったら結果は違っていたと思う」
「このチャンスを与えてくれたプロモーターに感謝したい。チャンピオンは、クリーンな試合をしてくれなかった。アウェーなので採点はこうなることは予想していた。レフェリーが仕事をしてくれなかった。クリンチや後頭部へのパンチをもっと注意してほしかった。初回から相手は私のパンチを怖がっていた。9ラウンドの攻撃は特に良かったと思う。私の方がパンチを出していたので勝ったと思った。ジャッジがニュートラルだったら結果は違っていたと思う」
WBO世界スーパーフライ級王者 井岡一翔(志成)
■井岡一翔(志成)
「相手は1ラウンドから出て来ると思ってた。メキシコ特有のリズムにペースを掴めなかった。準備してたことをはめ込むのが難しかった。普通のチャンピオンなら巻き込まれてたと思うが、経験で勝てた試合。中間距離で戦いたかったが出来ず、我慢しながら、後半は気持ちで戦った。内容には満足していないが、勝って次に繋がった。今はスーパーフライ級が合っているのでこの階級にこだわっていきたい。大晦日にIBFチャンピオンのジェルウィン・アンカハス(29=比)と王座統一戦をしたい。ジムには希望を伝えている」
スーパーフライ級最強を証明するため、井岡一翔(志成)は主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)王座統一を目指している。