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[海外ニュース]2018.3.28

「100% KOで勝つ」とジョシュア

 WBA(世界ボクシング協会)ヘビー級スーパー王座とIBF(国際ボクシング連盟)王座を持つアンソニー・ジョシュア(28=英)と、同級WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド/豪)による統一戦は31日(日本時間4月1日)、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われる。試合4日前の27日には両者揃って記者会見が行われ、ジョシュアは「私は全盛期にある。100パーセント、KOで勝つ」と自信を口にした。
※ジョシュア対パーカーは4月1日(日)午前5時半からWOWOWプライム・チャンネルで生中継の予定

アンソニー・ジョシュア

 戴冠から2年、すっかり世界王者としての風格も出てきたジョシュアは、紺色のジャージーで会見に臨んだ。その席で2団体王者は「この戦いは私たちの使命だと思う。王者同士が戦わないのなら、ボクシングはエキサイティングなものではなくなってしまう。私はピークに差し掛かっていると思う。これを維持していかなければならない。そのためには強い相手と戦っていく必要がある。彼(パーカー)は無敗の世界王者で、速くてパンチもある。12回まで戦う覚悟はあるが、もしも選んでいいのならば9回KOと言うだろう。100パーセント、私がKOで勝つ」とライバル王者を前にKO宣言まで飛び出した。
 これに対しスーツで会見に臨んだパーカーは「準備はできている。自信もある。ベルトはニュージーランドに持ち帰る。ジョシュアは偉大な選手だと思うし、だからこそ彼との戦いを望んだのだ。私は若くて速くて強い。金のために戦うわけではない。歴史に名を刻むためにここにいる。KOになるか判定になるかは分からないが、私が勝つ」と、こちらも自信満々の様子だった。
 会見後には恒例のフェイスオフ(睨み合い)が行われたが、WBOのベルトを持ったパーカーが下から睨みつけ、身長で5センチ勝るジョシュアが上から視線を投げつけるかたちになった。20戦全KO勝ちのジョシュア、24戦全勝(18KO)のパーカー。KO決着必至の王者対決は13対2でジョシュア有利のオッズが続いている。

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