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バンタム級で世界王座返り咲きを目指す比嘉大吾(27=志成)が24日、WBA世界スーパーフライ級3位のシリチャイ・タイイェン(32=タイ)とバンタム級10回戦で対戦した。
豪快KO!
勇ましい比嘉大吾が帰ってきた! 最初に奪ったダウンは右フック! そして、左フック。その後、右ストレート2発で試合が終わった。
強い!
躍動感と思い切りのいい踏み込み、覚悟を決めた右アッパー。フライ級時代にデビューから15戦全KO勝利で世界王座に上り詰めた比嘉大吾が、ファンの期待通りにバンタム級で魅せた。
比嘉大吾と野木丈司トレーナー
試合後、取材陣が待つ会見場に立ち寄った比嘉は「接近戦で入りやすく、やりやすい相手で、久しぶりに倒せて良かった。相手のジャブのタイミングが分かりやすく、それに合わせて右を出したら手応えを感じた」と、4度ダウンを奪ったリングを振り返ると、満面の笑みのまま「練習も体重調整も上手くいき、今回を機にKO記録を重ねていきたい。KOに拘らず勝てば良いという気持ちと、周りからKOを求められる中で、丁寧に相手を崩して倒せて良かった。クレーバーに倒せて良かった」。
バンタム級で世界を目指す!
野木丈司トレーナーと二人三脚で歩んできた比嘉は「野木さん任せの部分があるが、自分自身がボクシングへの向き合い方をしっかりとプラスできれば、また世界は見えてくる。世界は甘くないので、しっかり練習を重ねていく」と気持ちを入れ直した。
同郷で古巣の先輩の江藤光喜氏からは「この試合が決まった時からずっと細かいアドバイスなどサポートをもらっていた。今回も近くで見ていてくれて、目の前でリベンジができた」と感謝の気持ちを伝えた。