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11月と12月に行われる注目の日本タイトルマッチ2試合を、人気ボクシング興行「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 」 で行うことが5日、東京・後楽園ホールで開催された同興行で発表された。
11月2日(土)の後楽園ホールは、日本バンタム級タイトルマッチで、初防衛戦に臨むチャンピオンの増田陸(27=帝拳)に同級9位の宇津見義広(40=ワタナベ)が挑む。この日は、日本ライトフライ級挑戦権を持っている高見亨介(22=帝拳)の日本タイトル戦前哨戦も行われる。
12月7日(土)には、同じく”ボクシングの聖地”で、日本ライト級タイトルマッチが開催される。チャンピオンの三代大訓(29=横浜光)と同級4位の丸田陽七太(27=森岡)によるスピードと技術が詰まった好カードは、見逃せない。
初防衛戦に臨む増田は、「しっかり良い内容でクリアして、次につながるようにしたい」と抱負を述べ、40歳の挑戦者、宇津見に関する質問には「キャリアもあって、いろんな戦い方をしてくる選手ですが、しっかり綺麗に倒して勝ちます」と気を引き締めた。
来年のチャンピオンカーニバルで、日本ライトフライ級チャンピオンの川満俊輝(29=三迫)に挑戦する高見は、11月2日にノンタイトル戦を挟むこととなったが、「挑戦権を持っているので、王者に対してプレッシャーを与えれるような試合をしたい。(チャンピオンと試合を)やるにしても、倒し倒される試合になると思うので、バチバチの面白い試合をします。楽しみにしてください」と笑顔で、後楽園ホールのファンに挨拶した。
日本ライト級王者の三代は、「2度目の防衛戦の相手が、丸田くんに決まりました。すごく良い選手ですが、技術の精度、歩んできたキャリア、戦ってきた相手は自分の方が上だと思うから、差を見せて勝ちたい。ボクシングスタイルも似てると思うので、より精度の高い方が勝つと思う」と、挑戦者の丸田を牽制した。
最後にマイクが回ってきた丸田は「すごく強いチャンピオンに挑戦できるので、すごく嬉しく思う。しっかり準備して、良い試合ができるようにがんばります」と弾けんばかりの笑顔を見せ、チャンピオンの印象に関する質問には「試合巧者で、技術も高くて、ゲームを支配するのが上手。自分のボクシングができない場面もあると思うが、泥臭くても最後は自分の手が挙がるように頑張ります」と、勝利へのこだわりを口にした。