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WBA(世界ボクシング協会)バンタム級タイトルマッチの記者会見が27日、東京ドームホテルで行われ、王者の堤聖也(29=角海老宝石)と挑戦者の比嘉大吾(29=志成)が意気込みを語った。
2020年10月にノンタイトル戦で対戦し、引き分けた二人による4年4ヶ月ぶりのリマッチは、舞台を世界に移して、2月24日(月・祝)に有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing 11」で行われる。
2020年10月にノンタイトル戦で対戦し、引き分けた二人による4年4ヶ月ぶりのリマッチは、舞台を世界に移して、2月24日(月・祝)に有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing 11」で行われる。
「尊敬する友人と世界戦でできる」
堤は「初防衛戦の相手は、那須川選手なのかなと思っていた。大吾とは世界戦後一緒に食事をした際、その時に辞めると聞いていたので、最初に対戦相手が大吾だと聞いて驚いた」と素直な気持ちを明かした。また、「アマチュア時代、大吾が世界チャンピオンになった姿を見て、刺激を受けていた。尊敬する友人と、世界戦で叩き合えることを楽しみにしている。覚悟を持って持って準備し、当日リングでその成果を発揮したい」と意気込みを語った。
「まだやり切っていないから復帰した」
一方、比嘉は今年9月にWBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)に挑戦し、激戦の末、判定で悔しい敗北を喫した。その後、再起戦で再び世界に挑む。
「前回の試合で負けた後は、(ボクシングを)辞めようと思っていた。3ヶ月何もせず、これから何をしようかと悩んでいた。11月下旬にジムから世界戦の話を聞き、1週間考えて、『やらせてください』とお願いした。復帰を決めたのは、世界タイトルの話があるから。お金のためではない」と心境の変化を明かした。
残り2ヶ月で仕上げる
続けて、「今は人が変わったように練習している。残り2ヶ月で戦える形に仕上げる。堤選手とはアマチュア時代とプロで対戦しているが、これまで勝ったことがないので、次こそしっかりと勝つ。頑張りますので、よろしくお願いします!」と力強く語った。
「前回の試合で負けた後は、(ボクシングを)辞めようと思っていた。3ヶ月何もせず、これから何をしようかと悩んでいた。11月下旬にジムから世界戦の話を聞き、1週間考えて、『やらせてください』とお願いした。復帰を決めたのは、世界タイトルの話があるから。お金のためではない」と心境の変化を明かした。
残り2ヶ月で仕上げる
続けて、「今は人が変わったように練習している。残り2ヶ月で戦える形に仕上げる。堤選手とはアマチュア時代とプロで対戦しているが、これまで勝ったことがないので、次こそしっかりと勝つ。頑張りますので、よろしくお願いします!」と力強く語った。
「敬意を持って終わらせる」堤聖也
あらためて、比嘉の印象を聞かれた堤は「超攻撃型アウトボクサー。瞬発力があり老獪で、フライ級時代とは違う。足を使うのが上手く、強さと上手さのバランスが良くなっている。厄介な相手」と警戒を示した。さらに「お互いに人生を懸けて戦っている。大吾の立場も理解しているので、敬意を持って終わらせる」と語った。
王座統一戦を意識
この日、記者会見にはWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)、さらにWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が会見に出席し、バンタム級のトップたちが一堂に会した。
堤は「ベルトを増やしていきたい」と初防衛戦をクリアした先に見据える王座統一戦について言及。「中谷君に追いつく。今、戦ったら全員が中谷君が勝つと言うでしょう。でも、今後は『どっちが勝つんだ?』と注目される強さを身につける」と、横に並んだ中谷を意識したコメントを発した。
堤は「ベルトを増やしていきたい」と初防衛戦をクリアした先に見据える王座統一戦について言及。「中谷君に追いつく。今、戦ったら全員が中谷君が勝つと言うでしょう。でも、今後は『どっちが勝つんだ?』と注目される強さを身につける」と、横に並んだ中谷を意識したコメントを発した。
比嘉が6年11ヶ月ぶりに王座返り咲き
比嘉は堤について、「あいつの性格はわかっている。自分には持っていないメンタルを持っている。良い意味で変わり者で、自分の世界感を作って戦ってくる怖さがある。いろいろな面で上回らなければいけない」と警戒心を強めた。
比嘉が勝てば、約6年11ヶ月ぶりの世界王座返り咲きとなる。
比嘉が勝てば、約6年11ヶ月ぶりの世界王座返り咲きとなる。