日本ユースタイトル戦はジムの看板対決

　日本ユース・フェザー級王者の殿本恭平(24=勝輝)と挑戦者の本橋遼太郎(23=本橋)が13日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で前日計量に臨んだ。試合は明日、岸和田総合体育アリーナで開催される「KATSUKI PRODUCE Team 一丸」のメインイベントにセットされている。所属ジムの初イベントで王者としてメインを張る殿本は「倒して勝つ」と気合の表情を見せた。

　先に秤に乗った挑戦者の本橋は、56.9kgの200gアンダーでパス。「体重もスムーズに落ちて、朝も少し飲めました。僕の方がベルトは似合うと思うので、明日はベルトをもらいます」と笑顔で好調をアピールした。

　続いて、王者の殿本は、フェザー級リミットの57.1kgで秤を降りると「相手も調子が良さそうなので、しっかりやるだけです。倒します、それだけです」とペットボトルの水を飲み干した。

　日本ユースフェザー級タイトルマッチは、ジムの看板選手対決。初防衛戦を迎えるチャンピオン殿本恭平(24=勝輝)は所属ジム唯一のベルトを守ることができるのかー。現在、日本ランキングは15位。あと一歩で日本タイトル挑戦資格も得られる位置にいる。

　挑戦者の本橋遼太郎(23=本橋)は10戦9勝(2KO)1敗の好戦績を残してきた。本橋行治会長と親子で初戴冠を目指す。

　師走の大一番をお見逃しなく。