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日本フライ級挑戦者決定戦、同級1位の小坂駿(28=SUN-RISE)対同級2位の井上夕雅(24=真正)が3日、神戸芸術センターで開催された「SENRIMA SUPER FIGHT vol.68」のセミファイナルで行われた。
チャンピオン飯村樹輝弥(25=角海老宝石)への挑戦権を懸けて、し烈なペース争いを繰り広げた。
第5試合終了後には、元日本ミニマム級1位の平井亮輝氏の引退式も行われた。
チャンピオン飯村樹輝弥(25=角海老宝石)への挑戦権を懸けて、し烈なペース争いを繰り広げた。
第5試合終了後には、元日本ミニマム級1位の平井亮輝氏の引退式も行われた。
井上夕雅(真正)が判定勝ち
ジャブから左ボディにつなげる小坂に対し、井上はジリジリとプレスをかけて左ボディ、右カウンターを好打しペースを掌握。小坂の左を上手く外すと、ジャブから上下に打ち分けポイントを加点した。6回、井上は右ストレートで膝を揺らすと、最後までペースを渡さなかった。
次戦、日本王座挑戦!
チャンピオンカーニバル出場を決めた井上だが、満足はしていなかった。「プレスをかけている風だが、全然できていなかった。自分のボクシングができなかった。勝てたことだけが収穫」と苦笑いを浮かべ、「これで喜んでいるようではダメ。勝って反省ですね」と語った。王座挑戦に向けて、さらなるレベルアップを誓った。
「予想以上に上手かった」
一方、悔しい敗戦となった小坂は「もっとコントロールしたかったができなかった。(井上選手は)ジャブの出所がわかりにくくて、思っていた以上に上手かった」と気丈に話した。
日本王者:飯村樹輝弥(角海老宝石)
試合を観戦した日本フライ級王者の飯村は、「レベルの高い攻防をしていて、その中でも勝った井上選手の攻めの強さが目立っていたなと思いました。自分も次の試合に向け、しっかりレベルアップして臨みます」と感想を語った。
平井亮輝が引退式
平井氏は、先輩で元日本スーパーフライ級王者の帝里木下氏と2ラウンドのスパーリングを披露。最後のリングを楽しむかのように最初から最後まで激しく打ち合った。
マイクを握った平井氏は「14歳でボクシングを始めたが、ずっと上手くならなくて、プロテストには3回目でようやく合格した。チケットも最初は20枚しか売れなかったが、最後の試合では200枚売れるようになった。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」と挨拶した。
現在は、神戸市灘区(阪神大石駅徒歩3分)でパーソナルジム「RYOKI style」を開き、運動する素晴らしさを伝えている。
マイクを握った平井氏は「14歳でボクシングを始めたが、ずっと上手くならなくて、プロテストには3回目でようやく合格した。チケットも最初は20枚しか売れなかったが、最後の試合では200枚売れるようになった。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました」と挨拶した。
現在は、神戸市灘区(阪神大石駅徒歩3分)でパーソナルジム「RYOKI style」を開き、運動する素晴らしさを伝えている。