[記者会見]2025.12.25
井上尚弥が堂々宣言「ベルトがメキシコに行くことは100%ない」。リヤドで世界が注目!
世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチの記者会見が25日、サウジアラビア・リヤドの「Global Theatre Boulevard City Riyadh」で行われ、4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)と、挑戦者のWBC同級2位、WBO同級8位、WBA同級10位のアラン・ピカソ(25=メキシコ)が顔を合わせた。
試合は12月27日(土)、同地で開催される「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」のメインイベントとして実施され、Lemino PPVでライブ配信される。
会見の冒頭、井上は静かな口調ながらも強い決意をにじませた。「このベルトがメキシコに行くことは100%ありません。この試合は自分のキャリアをさらに加速させる一戦になる」と断言。絶対王者としての自負を隠さなかった。
今月、パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に君臨していたテレンス・クロフォード(37=米)が引退を表明。米専門誌「ザ・リング」が発表した最新ランキングで井上は3位から2位へと浮上した。「次の試合内容次第で、再びPFP1位に返り咲く気持ちでいる」。
さらに井上は「ピカソとの試合は、スーパーバンタム級で戦っていく上で必要な防衛戦。トップであり続けるための試合だ」と語り、王者としての責任と覚悟を強調した。
また、同大会に出場する日本人選手たちにも言及し、「ここに集まった日本人選手は技術も気持ちも高く評価されている。自分も含め、全員で勝って日本に帰りたい」と力を込めた。
世界初挑戦のピカソは、「この素晴らしい舞台を用意してくれたトゥルキ氏、そして私を選んでくれた井上選手に感謝している。井上選手は現役最高のボクサーの一人であり、心から尊敬している」と最大限の敬意を払った。
続けて、「私は日本の規律、礼節、サムライスピリッツが大好きだ。だが、私たちはメキシコの戦士の血の強さを証明するためにここに来た」と闘志をむき出しにした。「被弾を恐れず、戦い抜く体を作ってきた。準備はすべて整っている。ベルトを母国に持ち帰り、ビバ・メヒコと叫ぶ」と覚悟を示した。
王者・井上の揺るがぬ自信と、挑戦者ピカソの闘志が交錯する一戦。世界が注目する決戦のゴングは、まもなく鳴り響く。
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