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WBA(世界ボクシング協会)世界バンタム級正規王者の堤聖也(29=角海老宝石)と暫定王者のノニト・ドネア(43=比/米)が16日、東京ドームホテルでWBA世界王座統一戦の前日計量に臨んだ。両者は東京・両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING 4」のメインイベントで対戦する。
世界5階級制覇を達成した現役レジェンド“フィリピーノフラッシュ”。43歳となった今も、代名詞の左フックは錆びていないドネア。
一方、世界戦を含めたキャリアの試合数では大きな開きがある堤だが、増田陸(28=帝拳)を破って井上拓真(29=大橋)からWBA王座を奪取。元WBC王者の比嘉大吾(30=志成)と引き分けるなど、世界最前線で存在感を示す選手たちと切磋琢磨してきた。
もう堤か、まだドネアか。新旧対決が実現する。

計量を53.4kgでクリアした堤は、囲み取材にもたっぷりと時間を取って対応、「数字の上では、リーチ差が10センチあるので、面倒くさいが、想定しているので、実際はどんなもんかー」と、リングの中で距離感を確かめるとした。
現役レジェンドとして知名度も高いドネアとの対戦だが、「昨日も印象を聞かれたが、対戦相手としか見てない」と述べ、気負った様子はなかった。「日本チャンピオンの時から、勝てば次があって、負ければ終わり。ずっとずっと準決勝がつづいている。(井上)拓真の時は決勝戦と思ったが、また、準決勝が始まった」と、これまでのキャリアを振り返り、ドネア戦に関しては「準決勝」と位置付けた。それでも、「一発があるので、12ラウンド疲れる試合になる」と、警戒心を緩めることはなかった。

堤と同じく53.4kgで計量を終えたドネアは、ルールミーティングを陣営に任せて、足早に会場を後にした。
堤はレイジェス製の黒と黄色のグローブ、ドネアはエバーラストの黒と白のグローブを着用する。試合はスリーノックダウン制が採用される。試合開始は20時30分以降を予定している。

■予備検診結果
▼WBA世界バンタム級王座統一戦
▼堤聖也(29=角海老宝石)
※正規王者
▼体温 : 36.7℃
▼脈拍 : 46/min
▼血圧 : 157/91mm/hg
▼体重 : 53.4kg
▼ノニト・ドネア(43=比/米)
※暫定王者
▼体温 : 35.5℃
▼脈拍 : 130/min
▼血圧 : 121/88mm/hg
▼体重 : 53.4kg

■試合オフィシャル
▼レフェリー
ルイス・パボン(プエルトリコ)
▼ジャッジ
ロバート・ホイル(米)
ピニット・プラヤドサブ(タイ)
レシェック・ヤンコウィアク(ポーランド)
▼立会人
安河内剛(日本)





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