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元日本バンタム級王者の大森将平(25=ウォズ)の再起戦が決定! 3月27日(火)後楽園ホール開催の「ガッツファイティング DANGAN209」でコーチ義人(26=角海老宝石)とスーパーバンタム級8回戦を行うことが分かった。当日のメインには、日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)が指名挑戦者の小坂遼(真正)を迎えてのV2戦が予定されている。
世界戦線への返り咲きを目指す
世界に最も近いと目されたサウスポーの大森は昨年4月、計量超過により王座を剥奪されたマーロン・タパレス(比)とWBO世界バンタム級王座を争うもレフェリーストップによる11回TKOで敗退。試合後に顎を骨折していたことが分かり、手術と3週間の入院を経て、6月から再起に向け準備を進めていた。再起に時間が掛かり15位内の世界ランキングからも外れてしまったが、悔しさをバネに一からの出直し。今回、階級を上げての再起戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。
コーチは大物食いをはたし最短距離でタイトルを狙う
一方、デビューから全勝で10年度の全日本スーパーバンタム級新人王に輝いたコーチは、大森と同じく将来を期待された若手有望株だったが、A級昇格後は勝ち負けを繰り返し、12年8月の敗戦後に一時リングから身を引いた。しかし、昨年6月に5年のブランクを経て復帰すると、2連勝後のDANGAN A級トーナメントで日本ランカーの日野僚(川崎新田)と決勝を争い、判定1-1のドローも優勢点で勝者扱いとなった。今回、復帰4戦目で挑む格上との冒険マッチで一気に知名度を上げ、タイトル戦線に絡むのが狙いだ。