那須川天心が初の世界ランカー対決

　世界ランカー対決で注目を集めている那須川天心(25=帝拳)とジョナサン・ロドリゲス(25=米国)が19日、都内の東京ドームホテルで前日計量に臨んだ。東京・両国国技館で迎える明日の試合は、「Prime Video Presents Live Boxing 9」のセミファイナルとして、120lb (54.4kg)契約10回戦で行われる。

　計量をリミットぴったりの54.4kgでクリアした那須川は、これまでの3戦と同様、リラックスした様子で、取材陣からの質問にも「相手は強い選手なので、1ラウンドは集中して、流れの中で倒す」と時折笑顔を見せながら答えた。

　フェイスペインティングは、夏をイメージしたもので、「フェスに行くような感覚で、会場に来て欲しい」と、チケット完売も発表された8000人の来場予定のファンに呼びかけた。

　計量を54.0kgでクリアしたロドリゲスは、「コンディションはいい。これからリカバリーをするが、明日の試合に何キロに戻して臨むかは決めてない」と話すと、やや緊張した面持ちで足早に会場を後にした。