激アツのバンタム級! ユース王座を懸けて坂井優太と宮下椋至が激突!

　バンタム級リミットを200g下回る53.3�sでクリアした坂井は、「プロボクサーになって初めての日本人対決なので、警戒しつつ、しっかりと戦いたい。相手はまとまっていて何でもできるタイプ。明日は技術戦になると思うが、スピードとカウンター、そしてパワーもつけてきたので、そこも見てほしい」とアピールした。

兵庫県出身でプロ入り後、初の関西での試合

　兵庫県出身の坂井にとって、プロ入り後、初めての関西での試合だ。「一方的に戦って倒せたら。良いパンチが当たって自然と倒れるのが理想」と意気込みを語った。

　ベルトを争う宮下は、100gアンダーの53.4�sで計量を終えた。「サウスポーは苦手だったが、実践練習を重ねて、かなり慣れた。明日は練習してきたことを出して、最後まで諦めずチャンスを探っていきたい」と、静かに闘志を燃やすと、「家にいるパパとは違う姿を見せたい」と、3歳になる長女に勝利を約束した。