[試合後談話]2025.7.23
東日本新人王戦! 頂点目指して熱戦の数々!

DANGANオール4回戦 東日本新人王トーナメント準々決勝が23日、後楽園ホールで行われ、全12試合で熱戦が繰り広げられた。
スーパーライト級4回戦では、元世界王者の輪島功一氏の孫・磯谷広太(18=輪島功一S)が和田龍樹(レイスポーツ)と対戦した。
サウスポー磯谷がスピードを活かした攻撃でペースを掌握。頭がぶつかる場面もあったが、集中力を切らさず、ジャブから左ストレートを好打。和田の攻撃を最後までシャットアウトした。
フルマークの判定勝ちを飾った磯谷は、「デビュー戦より落ち着いていたし、パンチもよく見えた。頭も当たったが、仕方がないと割り切って戦った」と試合運び同様、冷静に振り返った。
兄で日本ユース・ウェルター級王者の磯谷大心(24=輪島功一S)は、「余裕があったのはわかるが、近距離でのガードなど気をつけないといけないところがある」と、期待するがゆえに手厳しく反省点を挙げた。それを横で聞いた広太は「兄のサポートのおかげで勝つことができた」と感謝した。
9月に行われる準決勝に向けて、「次戦も自分のボクシングを貫いて勝つ」と、新たな決意を示した。磯谷は兄が成し遂げることができなかった全日本新人王を目指す。
第7試合スーパーバンタム級4回戦では、関瑞規(21=FLARE山上)と八谷洋平(36=RK蒲田)が激突。サウスポー同士による一戦は、関が足を使いながら左アッパー、左ストレートをヒット。3回、パンチが交錯する中、八谷が左ストレートでダウンを奪うと、関を右フックでなぎ倒し10カウントを聞かせた。
4試合連続KO勝ちした八谷は、「ジャブが当たらず、やりにくかった。しかし、3ラウンドから距離が近くなったので、左ストレートを合わせた。勝ててホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
高校時代、部活でボクシングをしていた八谷だが、卒業と同時に引退。その後、26歳でダイエットのためにジムに入門すると、「ずっとプロになりたかったが、踏ん切りがつかなかった。でも、ここでやらないと一生後悔する」と、33歳でプロテストに合格した。
35歳でプロデビュー
36歳での新人王トーナメント出場となるが、「自分のことをおじさんだとは思っていない」とキッパリと言った。
次戦は同じ大学出身の布元寿弥(角海老宝石)と対戦
準決勝で対戦する布元寿弥(25=角海老宝石)は、アマチュア35戦18勝17敗のキャリアを持つ優勝候補だ。八谷は「布元選手は法政大学ボクシング部のキャプテンだったと聞いている。自分はボクシング部ではないが、法政大学だったので、同じ大学の先輩として負けるわけにはいかない」と言葉に力を込めた。
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>