[試合後談話]2025.7.25
歌舞伎町で東日本新人王準々決勝!

八王子中屋ジム主催の「SHINJUKU FACE 20th Anniversary 東京 新宿 歌舞伎町 BOXING #8」が25日、新宿FACEで開催され、熱戦が繰り広げられた。
メインイベント、東日本新人王ミドル級4回戦では前OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の佐々木尽の弟、佐々木革(20=八王子中屋)とフランス出身のヘラクレス・メイヤ(24=スパイダー根本)が拳を交えた。
佐々木は12pの身長差をものともせず、開始からガードを固めて距離を潰すと、左フックを軸に積極的な攻撃。ジャブで突き放したいヘラクレスだが、佐々木はプッシュしながら左右フックを叩きつけて、最後まで攻め切った。
フルマークの判定勝ちを飾った佐々木だが、「くそーっ!」とKO勝ちを逃し、悔しい表情を浮かべた。「怪我が完治して思い切り打てる分、力んでしまった。相手のリーチが長くて距離が遠く、左ボディが打てなかった」と、反省の弁が口を突いた。
勝利にも反省した
6月19日(木)には兄・佐々木尽の世界初挑戦をリング下で観戦、「挑むことの素晴らしさを見せてもらった。自分にとって偉大な兄です」と敗れはしたものの、日本人初の世界ウェルター級王者を目指し、最後まで気持ちを見せた兄の姿に刺激をもらったようだ。
この日、新調したトランクスも尽からプレゼントされたものだという。準決勝進出を決めた佐々木は「この内容ではダメ。もっと練習しないといけない」と、さらなる精進を誓った。
試合を観戦した佐々木尽は「左ボディが打てたら倒せたと思う。まだまだですね。これからも一緒に頑張っていきたい」と感想を語った。
東日本新人王ライト級4回戦では、中野凌太(22=神奈川渥美)とフエンテス北嶋(36=E&Jカシアス)が激突。序盤から中野が重厚なプレスから右フックで顔を弾くと、豊富な手数で攻勢。4回、北嶋はワンツーを好打し反撃したが、中野は攻撃の手を緩めなかった。
試合後、中野は「攻守の引き出しを増やすために、ジャブを中心に組み立てようと思ったが、後半はボロが出てしまった」と快勝にも苦笑いを浮かべた。
小学1年から高校2年まで野球一筋だったが、退部して「以前から格闘技をやりたかった」と高校3年でジムに入門。「チャレンジするなら、今しかない」と、大学2年でプロボクサーになった。
身長164pとライト級としては小柄だが、筋肉質な体格のため本田秀伸会長と決めて、この階級で戦うことを決めたという。中野は「感謝と成長を見せて、結果的に全日本新人王を獲れたら」と抱負を語った。
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