[試合後談話]2025.5.22
バンタム級のホープ西岡伶英が宇部の激闘戦士と激突!

日本バンタム級11位の西岡伶英(24=川崎新田)が22日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイトvol.43」のメインイベント、バンタム級8回戦で酒井大成(28=宇部)と対戦した。
自主興行初のメインイベンターを務めた西岡と、ランカー初挑戦の酒井が対峙した。
西岡がキレのあるジャブから組み立てると、左フックを好打。距離を潰してボディを狙った酒井だが、2回に右目尻、3回に左目下をカットした。打たれても前に出てくる酒井に対し、西岡は冷静に対応すると、5回にワンツーから怒涛の連打で、フィニッシュにつなげた。
デビューから6連勝を飾った西岡は、「振ってくるパンチは想定内だったが、内側から打ってくる右アッパーも鋭かったので、警戒して戦った。もっと丁寧に組み立てたら、確実に倒せた。デビューした時より重いパンチは打てるようになってきたと思う」と、反省点を挙げながら冷静に試合を振り返った。
豊富なアマチュアキャリアを持ち、ここまで順調に勝ち進んでいる西岡だが、「ほかのアマチュア転向組に比べて、出遅れているのを感じている。高校時代の同期の渡士也(石井渡士也=RE:BOOT)が1ヶ月前に日本チャンピオンになり感動したが、悔しさもあった」と話し、「来年の今頃にはタイトルに絡んでいきたい」と目標を掲げた。
バンタム級で気になる選手を聞かれた西岡は、「ランキングが上の選手は自分より強いということなので、全員を意識する。大学時代に負けている金城(日本ユース・バンタム級王者)の活躍は、特に気になる」と語った。
一方、最後まで食い下がるも敗れた酒井は、「狙っていたパンチもリターンで返されてしまい、実力差があった。久しぶりの後楽園ホールでの試合(約3年3ヶ月ぶり)は楽しかったが、負けたからやっぱり楽しくないかな。複雑な気持ち。自分のために山口からスポンサーや北九州、東京、そして以前所属していた角海老宝石ジムの方々が応援に来てくれたのに、結果で恩返しできなくて申し訳ない」と唇を嚙み締めた。
それでも「負けて悔しくないと思ったら終わり。悔しいので怪我を治して強くなって、またここに戻ってきます」と巻き返しを誓った。
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