[前日計量]2025.8.20
技術のセムジュとパワーの野上昂生が真っ向から激突!

日本ウェルター級タイトルマッチ&WBOアジアパシフィック同級王座決定戦の前日計量が20日、東京ドーム内bule-ing!で行われ、王者のセムジュ・デビッド(32=中日)と同級11位の野上昂生(24=大橋)が計量会場に姿を現した。
試合は、明日(21日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル141」のセミファイナルで行われる。KO決着濃厚なスリリングな打ち合いが見られそうだ。
この日、空位のWBOアジアパシフィック王座も懸けられることが発表された。
3度目の防衛戦に臨むセムジュは、ウェルター級リミットを900g下回る65.7sでパスした。5月上旬から母国ウガンダに帰国して2ヶ月間にわたり家族と過ごしながら、現地の選手とのスパーリングで調整してきた。
セムジュは「相手は良い選手だが、私が強いことを証明したい。相手はサウスポーだが得意。明日は野上を破壊する」とタイトル防衛に自信を示した。
5戦目でタイトル初挑戦のリングに上がる野上は、200gアンダーの66.4sでクリアした。デビューからわずか5戦目でチャンスを掴んだ野上は、「2冠タイトルマッチになって、こんなチャンスはそうそうない。必ず獲る」と気持ちを高めた。
6月19日(木)に佐々木尽(24=八王子中屋)に5回KO勝ちし、強さを知らしめたWBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者のブライアン・ノーマンJr(24=米)の公開練習を大橋ジムで見学した野上。「デビューした時から世界を意識しているが、実際に世界チャンピオンを見て、体の大きさを感じた。自分はまだまだ足りないと思った」と同い年の世界王者に刺激を受けたようだ。
野上は「実際に手を合わせてみないとわからない部分がある。相手の動きで自分がどう対応するか。10ラウンドしっかりと戦いたい」と意気込んだ。
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