[囲み取材]2025.12.25
ロドリゲス陣営が明言「次は4団体統一」日本開催にも意欲
「リヤドシーズン」と提携する英興行大手「マッチルーム社」のフランク・スミス氏が24日、サウジアラビア・リヤドの「Global Theatre Boulevard City Riyadh」で行われた「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」公開練習前に日本メディアの取材に応じ、プロモートする世界スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー“バム”ロドリゲス(25=米)の今後の展望について語った。
スミス氏は、今後の最優先事項としてスーパーフライ級での4団体統一を掲げ、「まずは、スーパーフライ級での4団体統一を目指していきたい」と明言。12月27日に行われるIBF世界同級王者ウィリバリド・ガルシア・ペレス(35=メキシコ)と同級6位の寺地拳四朗(33=BMB)の勝者との王座統一戦を最重要ターゲットに据えているという。
Sフライ級での4団体王座統一が最優先
一方で、IBFの指名試合の扱いにも言及。「IBFは指名戦を求めてくるだろう。その前に統一戦ができれば理想だが、指名戦が優先されるのであれば、4団体統一よりもビッグマッチを優先する可能性もある」と柔軟な姿勢を示した。
また、ロドリゲス本人が日本での試合開催を強く望んでいることも明かし、「日本はボクシング文化が根付いており、ファンも非常に熱心。彼自身、いつか日本で戦いたいと話している」と語った。
さらに話題は、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)との将来的な対戦にも及んだ。「井上は本当にスペシャルな選手。もし実現すればスーパーファイトになる。ただ現時点では階級が2つ違う。まずはバンタム級で戦うことになるが、将来的な目標として見据えている」と慎重ながらも、前向きな姿勢を示した。
日本のバンタム級は、WBA王者が堤聖也(29=角海老宝石)、WBC王者が井上拓真(29=大橋)が君臨している。スミス氏は「そうした日本人王者との対戦も含め、魅力的なカードを実現させたい」と語り、バムの挑戦はまだ序章に過ぎないことを強調した。
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