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[試合後談話]2026.8.26

加藤准也vs遠藤龍匠! 八千代で意地の激突!

加藤准也vs遠藤龍匠! 八千代で意地の激突!

 三谷大和ジム主催の「戦気杯 千葉を元気に! 八千代から世界へ!」が26日、千葉・八千代市市民会館大ホールで行われ、地元の選手たちが熱戦を繰り広げた。

 メインイベントのフライ級6回戦では、2025年東日本ライトフライ級新人王の加藤准也(21=三谷大和)と遠藤龍匠(22=M.T)が対戦。ともに次のステージを見据える中、持ち味をぶつけ合い、最後まで緊張感のある攻防を展開した。
遠藤龍匠(M.T)が勝利!
 サウスポー加藤が前の手で距離を測りながら左ストレートを当てると、遠藤はステップインからワンツーで応戦。遠藤はノーモーションの、右ボディストレート、右オーバーハンドと攻撃を散らし、積極性をアピールした。終盤は距離が噛み合わず決定打を欠いたが、ジャッジ2者の支持を得た遠藤がA級昇格を決めた。
「タイトルに絡んでいきたい」
 熱戦を制した遠藤は「フライ級に上げたことで、最後までしっかりと動くことができた。ノーモーションの右もよく当たった。A級に上がることができてホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。ただ、「手数が少なかった。アウェーなので、もっと明確に取りに行かないといけない」と、反省点を挙げるのも忘れなかった。

フライ級で存在感を示す!

 アマチュアでインターハイ準優勝の実績を残し、2023年4月に4回戦でデビューした遠藤は、ブランクを挟みながらA級まで駆け上がった。「自分が負けた北野選手(北野武郎=大橋)がチャンピオンになり、杉浦選手(杉浦義=協栄)が日本タイトルに挑戦する。自分だけ置いていかれているので、早く追いつきたい」と語り、まずはフライ級での日本ランキング入りを目指す。
「対応できなかった」
 敗れた加藤は「体が密着する展開を想定していたが、体の強さを感じた。下がりながらでも、来る時は攻めてきたりと、メリハリに対応できなかった」と肩を落とした。序盤は左ストレートで存在感を示したものの、遠藤の変化をつけた攻撃を崩し切れず、地元で白星をつかむことはできなかった。
三谷大和会長
 興行終了後、取材に応じた三谷大和会長は「無事に終わったのが一番。ただ、メインイベントは勝ってほしかったので残念。少し押されたかな。ただ、よく頑張った」と加藤を労った。

 8月13日(木)、千葉県では記録的な大雨により、床上・床下浸水や道路冠水、水没した車両などの被害が相次いだ。三谷会長は「飲食店でご飯を食べていたら腰まで水が来て、車が通るたびに波が来て、命の危険を感じた。雨が引いてジムに向かったら水浸しで、練習ができる状況ではなかった」と被害を振り返った。
千葉県の大雨被害の中、前に進むために興行を開催
 選手たちの練習環境を確保するため、三谷会長はすぐに動いた。「まず、選手たちが練習できないことが、頭に浮かんだ。本多ジム、京葉ジム、パンチアウトジム、FUNABASHI E-BOX、宮田ジム、習志野高校、千葉経済大学付属高校、そして母校の早稲田大学に連絡したところ、快く貸してくれた」と周囲の協力に感謝した。現在も三谷大和ジムでは、通常通りに練習できる状況には戻っていない。

練習場所を貸してくれたジムや学校に感謝

 地元の花火大会が中止となり、興行の開催も危ぶまれた。それでも三谷会長は、被災した地域を勇気づけるため、リングから前を向く姿を届けることを選んだ。

 大雨被害に見舞われた中、多くの支援を受けて実現した八千代での興行。選手たちの熱戦と会場に集まった観客の声援が、復旧へ歩みを進める地域に力を届けた。

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