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アマチュア2冠の実績を持つ井上彪(いのうえ・たける/23=六島)は、10月9日(土)に大阪市立住吉区民センターで開催される「MARUKUNI Corp presents You will be the Champion14」フライ級6回戦で、ピヤ・チョイヤート(タイ)を相手にデビュー戦に臨む。
近畿大学卒業後は、警察官として市民の安全を守っていたが、「まだボクシングをやり切っていない」と今年6月に退職。プロボクサーの道に進んだ。
取材前のスパーリングでは、独特のタイミングから繰り出されるシャープなパンチが目を惹いた。
近畿大学卒業後は、警察官として市民の安全を守っていたが、「まだボクシングをやり切っていない」と今年6月に退職。プロボクサーの道に進んだ。
取材前のスパーリングでは、独特のタイミングから繰り出されるシャープなパンチが目を惹いた。
独特のタイミングに注目
「自分としては意識していないが、大学1年の時に武市さん(武市晃輔チーフトレーナー)に『パンチの打ち方が独特だね』と言われて、初めて気がついた」。変則とまではいかないが、パンチの出所が見えづらそうなタイミングで打っていた。
横から見てそう感じるのだから、対峙した選手は、もっと見えづらいのではないだろうか。
横から見てそう感じるのだから、対峙した選手は、もっと見えづらいのではないだろうか。
プロ仕様の戦い方を伝授される
「体が正面を向きすぎてしまい、パンチをもらうことがあるので、半身の状態で立ち回ることを意識している」とスパーリングでの課題を挙げた。スパー後には、コンビを組む武市チーフトレーナーのアドバイスを熱心に聞いていた。
「まずはしっかりと勝つこと」
「まだまだわからないことだらけですし、プロの戦いが身についていない。武市さんの指導を受けながら、徐々に身につけていきたい」。
10月9日(土)
大阪市立住吉区民センターでゴング!
大阪市立住吉区民センターでゴング!
「対戦相手も決まった。初めてのことばかりなので、緊張はすると思うが、まずは勝つことが第一。その上で、余裕があれば内容を求めていきたい」と意気込むと、「この試合を怪我なく勝って、年内にもう1試合できれば。まずは、目の前の試合にしっかり勝つこと」と言葉に力を込めた。