[公開練習]2026.3.3
王者オラスクアガ! 「KOが見たいですか?」 5度目の防衛へ臨戦態勢
WBO(世界ボクシング機構)フライ級王者のアンソニー・オラスクアガ(27=米)が3日、都内の帝拳ジムで公開練習に臨んだ。
3月15日(日)、横浜BUNTAIで開催される「U-NEXT BOXING.5」で、同級7位の飯村樹輝弥(28=角海老宝石)を迎え、5度目の防衛戦に挑む。今回の一戦に勝利すれば、WBOから特製リングが贈られる。節目の防衛戦。王者にとっては実績だけでなく、キャリアの格を一段引き上げる意味を持つ重要な試合だ。
会見でオラスクアガは、メディアに向かってこう切り出した。「皆さん、KOが見たいですか?」。エンターテイナーとしての余裕と、王者としての自信が交錯した瞬間だった。
昨年12月に桑原拓(30=大橋)を下して以来、約3ヶ月ぶりのリング。短いスパンでの試合について「定期的に試合を組んでもらい、感謝している」と関係者への謝意を口にした一方で、表情は引き締まっていた。
「ミスを犯す余地はない。飯村はとても良いボクサー。動いてくるかもしれないが、止めにいく。とても白熱した試合になる。息をつかせぬほど押し込む」。挑戦者をリスペクトしながらも、主導権を握り続ける青写真を明確に描いている。
5度目の防衛の先にあるものは何かと聞かれたオラスクアガは「偉大な選手になるために戦い続ける」と迷いなく答えた。
4団体統一、さらにはかつて拳を交えた寺地拳四朗(34=BMB)との再戦も希望。フライ級戦線の中心に立ち続ける覚悟を示した。
チームメイトの中谷潤人(28=M.T)は、5月2日(金)に東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)との歴史的一戦を控えており、3月6日(金)に都内で会見予定だ。
オラスクアガは「チームの一員なので、試合が終わったら潤人に会いに行く。潤人が勝つと思う」とエールを送った。いい流れを自らの勝利でつなぐ覚悟だ。
公開練習では、シャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを各1ラウンド披露。ハンドスピードを活かしたワンツー、鋭角に振り下ろす右オーバーハンド、さらに強烈な右フックと連打でフィニッシュ。打ち終わりまで緩まない集中力が際立った。
偵察に訪れた角海老宝石ジムの奥村健太トレーナーは「強い選手なのはわかっている。想像通りに良い選手。日本人選手にはない独特のリズムがある」と警戒を強めた。一方で「今の樹輝弥は、ボクシングの幅を広げてきた」と、挑戦者の進化にも自信をのぞかせた。
飯村の妻でトレーナーの真成美さんも「想像通りにパンチがある。試合前に見ることができて良かった」と冷静に分析し、対策に余念はなかった。
王者の余裕か、それとも決着への確信か。「KOが見たいですか?」という問いは、単なるリップサービスではない。特製リングを懸けた節目の防衛戦。オラスクアガが描くのは圧倒か、それとも激闘か!
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