石井武志がベルト奪取を宣言!

　OPBF東洋太平洋ミニマム級6位の石井武志(24=大橋)が24日、ドームシティ内blue-ing!(ブルーイング)DISCOVERYで前日計量に臨んだ。

　石井は、明日(25日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル122」のセミファイナルで、同級5位のジョン・ケビン・ヒメネス(20=比)と空位の王座を争う。

　タイトル初挑戦の石井は、ミニマム級リミットの47.6kgでクリアした。「気合いを入れるために」と、先週の土曜日に金髪にカラーリングして決戦に備えた。

オーストラリアにスパーリング合宿

　試合前には、9月7日(土)世界挑戦したWBA世界ミニマム級7位のアレックス・ウィンウッド(27=豪)のスパーリングパートナーを務めるため、単身でオーストラリア修行を敢行。ウィンウッドや階級上の中国人選手やケニア人選手との実戦練習を重ねて、「良いスパーリングだった。世界で戦っていける自信がついた」。

　石井は、「相手はアマチュア経験があり、スピードと思い切りがいい。相手のやりたいようにはさせない」と、ベルト奪取に気持ちを高めた。

　初来日のヒメネスは、700gアンダーの46.9kgで計量を終えた。「体重はいつもより落したが問題ない。どんな展開になっても100%の力を出す。燃えている」と、不敵な笑みを浮かべた。