[ショートインタビュー]2024.11.11
IBF世界フライ級王者のラジザバルを直撃取材!

IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者のアンヘル・アヤラ・ラジザバル(24=メキシコ)が10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催された「弁慶ファイト vol.3」に来場し、リングサイドで観戦した。
ラジザバルは、今年8月にデーブ・アポリナリオ(25=比)との王座決定戦を制して戴冠。今回は、スパーリングパートナーを務めるため、KWORLD3ジムに招聘されて初来日を果たした。
10月22日(火)から1ヶ月間滞在予定のIBFチャンピオンは「日本には初めて来たが、みんな温かくて素晴らしい国だ」と気に入っているようだ。
現在フライ級は、WBA(世界ボクシング協会)にユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)、WBC(世界ボクシング評議会)は寺地拳四朗(32=BMB)、WBO(世界ボクシング機構)にはアンソニー・オラスクアガ(25=米)が、それぞれチャンピオンに君臨しており、王座統一戦に期待が高まってきている。
戦いたいのは拳四朗
ライバル王者はすでに研究済みで、「ほかのチャンピオンのこともよく知っている。オファーがあれば、いつでも王座統一戦をやりたい。特に戦いたいのは、拳四朗とオラスクアガ。最終的な目標は、フライ級の4団体統一チャンピオンになること」と、言葉に力を込めた。
ニックネームは"カメレオン"というラジザバルは、「相手によってスタイルを変えることができることからついた。パワーもスピードも自信があるよ」と語った。
取材にも真摯に対応し、ファンからのサインにも快く応じていたラジザバル。精悍な顔つきで、チャンピオンの風格を感じさせた。
王座統一戦は、もちろんのこと、フライ級には世界を狙う日本人選手が揃っている。ラジザバルの今後の動向に注目したい。
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