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米国・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで16日(日本時間17日)、IBF・WBO世界フライ級2団体王座統一戦が開催される。IBF王者サニー・エドワーズ(27=英)とWBO王者ジェシー・ロドリゲス(23=米)が現地時間の15日、王座統一戦の前日計量に臨んだ。
セミファイナルには、前WBA&IBFスーパーバンタム級統一王者のムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)が登場。WBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、同級2位のケビン・ゴンザレス(26=メキシコ)と対戦する。
※世界フライ級2団体王座統一戦、WBO王者ロドリゲスvsIBF王者エドワーズ戦は、日本時間17日の午前10時にDAZNで生配信される。
フライ級のリミットは50.8kg。WBO王者ロドリゲスとIBF王者エドワーズは、揃って200g少ない50.6kgで前日計量をパスした。
昨年2月、元WBC世界スーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(35=メキシコ)を判定で下して、当時の現役最年少世界王者となったロドリゲスは、その後も2度の防衛を果たし、今年4月には1階級落として、WBO世界フライ級王座決定戦に出場。クリスチャン・ゴンザレス(24=メキシコ)に判定勝利して、逆2階級制覇を達成した。
一方、2021年5月にモルティ・ムザラネ(41=南アフリカ)から判定勝利を挙げて世界王座初載冠を果たしたエドワーズは、その後も4度の防衛に成功して、待望の統一戦を迎える。全勝王者同士の世界フライ級王座統一戦に注目が集まっている。
注目のスーパーバンタム級戦の前日計量も行われた。リミット55.3kgに対して、アフマダリエフは200gアンダーの55.1kgでクリア。ゴンサレスは500g少ない54.8kgで秤を降りた。
アフマダリエフにとっては、これが今年4月に行われたマーロン・タパレス(31=フィリピン)との世界2団体王座防衛戦での敗北以来の再起戦となる。
一方、メキシコでキャリアを積んできたゴンサレスは、この試合が米国第3戦目となる。井上尚弥(30=大橋)を中心としたスーパーバンタム級の注目カードをお見逃しなく!