■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
富岡　タイトルにはそんなにこだわっていなくて、一番の理由は相手の持っている日本ランキングですね。

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
富岡　従兄弟の富岡兄弟の影響です。最初はアマチュア専門のジムに行きました。高校時代は選抜、インターハイ、国体に出場しましたが最高で2回戦です。大学進学も考えましたが、結局プロに行くことに決めま した。自分で色々なジムを見学してREBOOTジムにしました。

※兄:富岡哲也(A級選手、15日に日本1位の長嶺克則と対戦する)
※弟:富岡達也(2016年東日本ミニマム級新人王)

■対戦相手の粕谷選手の印象は?
富岡　実は試合はまったく見たことがありません。いつも通りやれば大丈夫だと思うので普段からあまり見ないんです。


■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンになるために必要なことは何だと思いますか?
富岡　相手がどうとかではなくて、自分が好きなように戦ったら勝手に結果が付いてくると思います。日本王座に必要なことはキャリアだけですね。

■これからどのようなボクシングを見せていきたいですか?
富岡　「こいつ生意気だな」と思われる試合を見せていきたいです。お客さんには「こいつが負けるのを見に行く」。そんな選手を目指していきたいです。世界のボクシングを見ていても自 分はメイウェザーやブローナーを応援したくなるんです。ブローナーは世界一好きです(笑)。この間試合を見ていた人に後で生意気だよと言われましたが…、でも試合はちゃんと見ていたんだなと(笑)。

※フロイド・メイウェザー・ジュニア(アメリカ=元世界5階級制覇王者)
※エイドリアン・ブローナー(アメリカ=元世界4階級制覇王者でニックネームは「問題児」)

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
富岡　トレーナーとの信頼関係。それにしっかりと練習することですね。

■どのようにしたらもっとボクシングの人気が向上すると思いますか?
富岡　打たれることが一番良くないと思います。打たせないできれいな顔でリングを降りること。ただ、打ち合いは好き ですよ(笑)。

■試合への意気込みをお願いします。
富岡　ユースタイトルもですが、なにより日本ンランキングが一番欲しいので、圧倒的な差をつけてパンチをもらわずにきれいな顔で試合を終わらせます。

■どうもありがとうございました。