トーナメント
日本ユース初代王座決定戦に出場する選手たちを紹介!
佐川遼(23=三迫)
佐川遼(23=三迫)
■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
佐川 やっぱり同世代の強い選手と戦えることがモチベーションになると思ったからです。そういう試合が決まると練習にも身が入ります。

■ただ、佐川選手はプロではまだ1戦しかしていません。その辺はどのように考えていますか?
佐川 正直なところ怖い部分もあります。相手はプロでのキャリアが上の選手ばかりです。なんとか経験の差を埋められたらなと思います。チャレンジするところを見てもらいたいです。最初、トレーナーからユースの話を聞いてどういうものかあまりわかっていなかったのですが、即答しました。
青森県青森市
■対戦相手の印象は?
佐川 2人とも映像で見ました。溜田選手はジム内でも評価の高い選手ですし、小坂選手もスピードがあってしっかりしたボクシングをする印象です。ただ、そこはプロとして倒して勝ちたいなと思います。

※溜田剛士(23=ヨネクラ)
※小坂烈(19=真正)

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
佐川 青森県出身なのですが、ワタナベジムに所属している小山内君と中学生の同級生でキックボクシングを一緒にしないかと誘われたのがきっかけでした。それから同じ高校に進学。ボクシング部がなかったので2人で作りました。それから東京農業大学でボクシングを続け、プロに転向しました。三迫ジムに入ったのは大学の先輩の吉野さんもいたのと、高校は違うのですが、同郷の三浦仁がいたので入門しました。最初はプロになる予定ではありませんでした。

※小山内幹(ワタナベ=B級ボクサー)
※吉野修一郎(三迫=日本ライト級9位)
※三浦仁(三迫=A級ボクサー)

■アマチュアで競技を終える予定だったんですか。
佐川 はい。大学を卒業して就職したんですが、職場が池袋にあり三迫ジムに近いのも理由のひとつでした。会社の社長がアクティブな方でプロででやりながら働くことを許可してくれました。

■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンに なるために必要なことは何だと思いますか?
佐川 まだ、アマチュア時代の感覚が少し残っています。アマは短いラウンドですが、プロになると長いラウンド戦うので、どこで盛り上げてどこで落ち着くのか、というペース配分とスタミナが重要になってくると思います。

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
佐川 常に試合の感覚で練習することではないでしょうか。サンドバッグやミットを打っていても、このパンチは試合で使うのか? とか考えるようにしています。練習の意味を考えています。これは大学の時に身に付けました。

■大学時代の同期は?
佐川 京口や谷口、小山内とはアウトレットに一緒に行ったりして、今でも交流があります。

※京口紘人(ワタナベ=OPBFミニマム級 王者)
※谷口将隆(ワタナベ=日本ミニマム級2位)
1戦1勝1KO
■どのようにしたらもっとボクシングの人気が向上すると思いますか?
佐川 そうですね…、テレビで考えるとアイドル的な存在の選手が出てくるといいかなと思います。メディアが大雑把に取り上げてくれるので容姿や目立つものがあればいいのではないかなと思います。

■試合への意気込みをお願いします。
佐川 まだ2戦目でユースタイトルに出場するのですが、優勝するつもりで毎日全力で練習しているのでよろしくお願いします。

■どうもありがとうございました。
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