トーナメント
日本ユース初代王座決定戦に出場する選手たちを紹介!
三瓶数馬(22=協栄)
三瓶数馬(22=協栄)
■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
三瓶 ずっと試合が決まらなかったので、単純に試合ができるということですね。僕の目標は世界のリングで力を認めてもらうことなので、そのひとつのステップとして捉えてもありがたいですね。僕のボクサー人生のなかでも重要な位置づけになると思います。初代王者になって、僕がこのタイトルの価値を高めていきたいです。

■前回から試合間隔が10ヵ月空きますね。
三瓶 試合でしか強くなっているのかを確かめられないので、本当はコンスタントにやっていきたいところですが、こればかりは相手があってのことなので仕方ないですね。

■5月16日の準決勝で対戦相手が決まります。石井龍誠選手(伴流)と永田翔選手(アべ)の印象は?
三瓶 サウスポーの石井さんは見たことがりますが、運動神経があってセンスがあると感じました。永田選手は見たことがないので、今度の準決勝を観に行けたら行くつもりです。
2013年全日本新人王 技能賞
■サウスポーに苦手意識はありますか?
三瓶 以前、横浜さくらジムに所属していたさくら淳に倒されているんですが、特に苦手ではないと思います。

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
三瓶 小学生の時から空手をやっていたんですが、チャンピオンと明確な結果が出るボクシングで勝負したいなと思い中学卒業のタイミングで始めました。

■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンになるために必要なことは何だと思いますか?
三瓶 強い人が持っている一瞬の間であったり、かけひきだったり、ほかにも細かいことは沢山ありますが、それが僕に足りないということは明確に見えています。昨年2連敗して、上に行けばいくほど今までのボクシングが通用しないと痛感させられました。なので僕もそのレベルに達していくことですね。

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
三瓶 すべてのことをボクシングで学んだと言えるので一言では難しいですが、「強くなるためにやるべきことをしっかりとやる」ですかね。強い選手にはそれができていますよ。昔の僕なら選別してやってきたことを、今はできることは何でもひとつずつやっていこうと意識しています。ダメなら変えればいいだけですからね。

■普段仕事は何をしているのですか?
三瓶 スポーツクラブでインストラクターをしています。体の使い方はボクシングに繋がることなので専門学校でも学び、パーソナルトレーナーとして、もう4年ぐらい教えています。
左ボクサーファイター
■どのようにしたらもっとボクシングの人気がもっと向上すると思いますか?
三瓶 SNSで発信したり自分をしっかりとアピールしている選手もいますね。僕も見習わなければいけないんですが、今は自分のことでいっぱいいっぱいです(笑)。せめてお客さんに喜んでもらえるような面白い試合を心がけるぐらいですね。

■試合への意気込みをお願いします。
三瓶 今はいろんなことに取り組んでやっているので、新しい三瓶を見せられるよう頑張ります。誰が相手でも圧倒的に倒して勝ちます!

■ありがとうございました。
ボクモバトップページへ戻る