■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
永田　特別こうだという理由はないのですが、強い選手が出てくると思ったのでこの大会で優勝して少しでも名前を売りたいなと思ったからです。メンバーを見て2人がサウスポー。ましてや元日本ランカーの三瓶選手が出場していて、正直なところすごいなと思いました(笑)。

■対戦相手の石井選手の印象は?
永田　戦績も自分とほとんど変わらないのですが、向こうはKO数が多いので気が抜けないですね。自分もスピードには自信があるので似たようなタイプですね。自分のペースに持ち込めるようにしたいです。

■サウスポーとの対戦経験は?
永田　2戦2勝です。苦手意識はないです。出稽古にも行かせてもらってサウスポーの選手とたくさんスパーリングさせてもらっています。

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
永田 中学生の時に読んだ漫画、はじめの一歩の影響です。それまでは野球をしていたのですが幽霊部員でした。高校を卒業する前に家の近所であるジムに入門しました。最初からプロ志望だったのですが、本当にプロでやっていけるか様子を見つつ、週3〜4回のペースで来ていましたが、ある日会長に「プロになりたいのか?」と聞かれたので「将来的になりたいです」と答えたら毎日来るように言われてみっちり練習することになりました。入門してから1年でプロになりました。

■アベジムは現在プロ選手は永田選手だけですね。
永田　はい。プロ選手は僕一人なので期待されているのを感じます。会長やトレーナーさんにしっかり見てもらって本当に感謝しています。スパーリングの相手はいつも 会長が決めてくれています。会長が徹底して教えてくれるおかげでここまで勝ってこれました。

■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンになるために必要なことは何だと思いますか?
永田　1試合1試合集中して何としても勝つという気持ちですね。

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
永田　心の強さだと思います。

■どのようにしたらもっとボクシングの人気が向上すると思いますか?
永田　ボクシングというスポーツ自体を子供達や年配の方にも知ってもらう情報が必要だと思います。それは各ジムの広告だったり、テレビをとおしてだったり。ボクシングが身近に知ってもらうことですね。

■試合への意気込みをお願いします。
永田　ユース はもちろんですが、全部の試合を勝つつもりです。とにかく結果を出します。

■どうもありがとうございました。