トーナメント
日本ユース初代王座決定戦に出場する選手たちを紹介!
大保龍斗(22=横浜さくら)
大保龍斗(22=横浜さくら)
■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
大保 誰と対戦するかわからなかったのですが、強い選手と戦いたかったからです。ベルトは意識していないですが…、相手が持っているランキングが欲しかったのもあります。
2013年全日本新人王
■フライ級の組み合わせを見たらユーリ阿久井選手(倉敷守安)と中谷潤人選手(M・T)が日本ランカーですね。
大保 これはラッキーだと思いました(笑)。

■対戦相手のユーリ阿久井選手の印象は?
大保 ガードが固くてまとまっている。ただ、これまで自分と戦ってきた相手と比べたらインパ クトが足りないですね。自分は当時ランキング1位だった松尾選手や長嶺選手と戦ってきました。結果的には負けましたが、ただ負けてきたわけではないので。ユーリ選手とは年齢は変わらないですがプロのキャリアは自分の方があるので、まだ"小僧"という感じです(笑)。ランキングを獲るという意味では、今回の試合は通過点です。

※ユータ松尾(ワールドスポーツ=日本フライ級4位)
※長嶺克則(マナベ=日本フライ級1位)

■フライ級は阿久井選手と中谷選手がプロデビュー以来無敗を誇っています。
大保 ボクシングは戦績で戦うわけではないので気にしていません。

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
大保 中学校時代、友人 の一人が学校に格闘技用のグローブを持ってきたんです。それを使ってみんなで殴り合うという遊びが流行りまして。それでハマってしまい、本格的にボクシングをしようということになり、仲間3人で近所にあった今のジムに入門しました。ただ、他の2人はすぐに辞めてしまい僕だけが残りました。

■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンになるために必要なことは何だと思いますか?
大保 スタミナをつけることですね。あとは練習したことをしっかりと出せるように試合中、冷静を保つこと。今回の試合でも、対策を練っているのですが、それが出せたらと思います。試合になると打ち気にはやってしまったり、パンチをもらったら焦ってしまうところがある。

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
大保 メンタルとそのメンタルを作り上げる練習です。練習をしっかりして自信を持ってリングに上がれるか。あとは"運"ですね。練習で良くても試合で勝てない選手って結構いるじゃないですか。自分の場合はスパーリングはあまり良くないんだけど、試合の方が良いことが多いんです。チャンスをモノにする力が大事だと思います。

■どのようにしたらもっとボクシングの人気が向上すると思いますか?
大保 良い試合を見せることじゃないですかね。自分がボクサーであることをアピールして応援してくれる人を増やす。そういう地道なことじゃないかな。あとはこのユースタイトルを自分が獲ることです(笑)。ユーリ 君が獲るより、僕が獲った方が面白い試合を見せることが出来るので盛り上がります!
13戦9勝(2KO)3敗1分
■試合への意気込みをお願いします。
大保 何も言うことはないです。あとはリングで証明します!

■どうもありがとうございました。
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