■まず、日本ユース王座トーナメントに出場を決めた理由を教えて下さい。
中谷　20歳までになんらかのタイトルを獲りたいと思っていました(現在19歳)。上にいく過程でファンにも名前を知ってもらえるので。良い流れでチャンスがきたので即答しました。他の階級を見ても強い選手が出ているのでやり甲斐があります。自分が出場する階級も面白くなりそうです。

■対戦相手の工藤選手の印象は?
中谷　ゴチャゴチャに巻き込んできて右ストレートを打ってくる。ちょっとやりにくそうですが、自分のボクシン グをしたら勝てると思います。練習もこれまで以上に追い込まないといけません。

■ボクシングをはじめたきっかけを教えて下さい。
中谷　小学6年生の時に、誰の試合だったか忘れたのですが、テレビで試合を見てボクシングというものに対し熱いものを感じました。小学4年から空手をしていたのですが、練習もさぼりがちでした。ボクシングに転向してのめり込みました。

■最近、世界戦を控えた比嘉選手とスパーリングしたと聞きました。
中谷　そうです。初めて手を合わせたのですが、手数が多くてやりづらさがありました。自分のボクシングをして少しパンチを当てることができました。拳四朗選手ともしました。ジャブが飛んでくるように強くてビックリしました。

※ 比嘉大吾(白井・具志堅=WBC世界フライ級1位)
※拳四朗(BMB=WBC世界ライトフライ級4位)
2人とも5月20日に世界初挑戦が決定している。

■日本ユース、さらにはその先の日本チャンピオンになるために必要なことは何だと思いますか?
中谷　技術的なことを言うと、接近戦で戦うことも必要になってくるのではないかと思います。　

■ボクシングに大切なことを一言で表すと?
中谷　気持ちの強さです。それだけは誰にも負けない自信があります。

■どのようにしたらもっとボクシングの人気が向上すると思いますか?
中谷　やっぱり強い選手同士による試合。お客さんが興味をそそる試合をみせていくことではないでしょうか。

■試合への意気込みをお願いします 。
中谷　熱い内容のボクシングを見せて、良い形でユースタイトルをしっかり獲りたいと思います。

■どうもありがとうございました。