3階級制覇王者 来日記念
独占対談 第2弾
VS 森川ジョージ
ROUND.1

森川 8月に電話で少し話をしたときから考えていたんだけど、ドネアをマンガの中でモデルとして出したいんだけど、いいかな?
ドネア もちろん!そんな光栄なことはないよ。アリガトウ、スゴーイ!

森川 ただ、ひとつ問題があるんだ。ドネアみたいな選手が登場してくると、攻略方法がないので困っちゃうんだよ。一歩が負けちゃうから(笑)。
ドネア アハハ……。実は、僕は相手の前では穴(弱点)を見せているんだ。でも、それは同時に僕の強さでもあるんだ。自分で相手にどんな穴を見せているか分かっているんだから。だから相手がどんな攻撃をしてくるかも分かるので、無理に自分から相手の弱点を探しにいく必要がないんだ。もし森川さんが僕のスタイルや考えが知りたいときは何でも聞いてよ。

森川 いやぁ、嬉しいなぁ。そのときはよろしくね。
ドネア 協力できることがあるのなら何でも言ってよ。僕にとってもすごく光栄なことなんだから。

森川 ドネアはロードワークなどでも工夫をしているの?
ドネア 主にスプリント(短距離ダッシュ)だね。長距離走は1週間に1回ぐらいかな。リジスタンスバンドといって大きなゴムバンドのようなものを使ったスプリントとか、いろんなタイプのスプリントをやっているよ。僕のスプリント・トレーナーはオリンピックの選手も教える指導者でもあるんだ。ボクシングの試合の動きは長距離運動ではないからね。瞬発力が必要だから短距離走と似た動きなんだ。足の筋力も上がるしね。特に僕はパンチを打つときに足に力を入れるから、このトレーニングが最適なんだ。それに回復力も早くなるんだよ。

森川 すごく色んなことを研究しているんだね。

つづく
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