注目:現在、九州の所属ジムで唯一の日本王者であるサウスポー福原(本田F)の2度目の防衛戦。3月の初防衛戦では、当時WBO世界1位の榮拓海(折尾)との激しい打撃戦を制して力強さをみせた福原。ボディ打ちを得意とし、豊富な手数を武器にする好戦的なファイター。一方、挑戦者の小野心(ワタナベ)は元東洋太平洋王者で高山勝成(仲里)の持つ世界王座に挑んだ経験のあるベテランサウスポー。7回までポイントでリードする健闘を見せた。敵地・熊本でのアタックだけに不利は否めない小野はベルトを獲るための仕掛けがほしい。福原のボディ攻撃にどれだけ耐えることができるのか。WBO世界ミニマム級3位に位置する福原は世界へのカウントダウンが始まっているだけにここは是が非でも落とせないだろう。