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ジェイコブスvsクィリン
2015年12月5日(土)
会場:米国ニューヨーク
会場:米国ニューヨーク
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
VS
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ジェイコブスは生まれも育ちもニューヨークのブルックリンで、シカゴ生まれのクィリンもブルックリンで育った。試合地のバークレイズ・センターもブルックリンということで、究極の「ブルックリン対決」となる。ジェイコブスとクィリンは友人同士でもあり、昨年8月にジェイコブスが王座決定戦に臨んだ際には当時のWBO王者クィリンがリングサイドで応援したほどだ。勝ったジェイコブスもリング上で「いつか世界王座をかけてクィリンとのブルックリン対決を実現させたい」と抱負を口にしたものだった。その後、ジェイコブスは2度の防衛を重ねたが、クィリンは指名防衛戦を嫌って王座を返上。今年4月には返り咲きを狙って後継王者アンディ・リー(英)に挑んだが、計量で失格したうえ試合ではダウン応酬のすえ引き分けという結果に終わっている。したがって12月5日の試合はクィリンがジェイコブスに挑戦する構図となる。友人を相手に3度目の防衛を狙うジェイコブスは「ボクシングというスポーツは多くの友人をつくることができないんだ。戦う可能性があるからね。今度の試合はブルックリンの歴史上、最大の試合のひとつになりそうだね」と話している。骨肉腫を克服して栄光を手にしたジェイコブスは31戦30勝(27KO)1敗、クィリンは33戦32勝(23KO)1分。