注目:クロフォードは今年3月に英国で王座を奪取、6月にはユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)を4度倒して9回TKOに屠り、大きく株を上げた。スピードとテクニックをベースにした万能型で、構えを左右にスイッチしながら戦う器用さも持ち併せている。遠からずライト級、スーパーライト級の核になる選手と期待されている。24戦全勝(17KO)。挑戦者のベルトランは36戦29勝(17KO)6敗1分の33歳で、昨年9月のリッキー・バーンズ(英)戦に続く2度目の世界挑戦となる。バーンズ戦では左フックでダウンを奪いながら仕留めることができず、不運な判定でベルトを取り損ねている。積極的に攻めて出る好戦派で、直近の2試合は12ラウンドをフルに戦い切るなどスタミナもある。ベルトランが仕掛け、クロフォードが迎撃する展開になりそうだ。オッズは地元のクロフォードが11対2で有利と出ている。