モレノは「今回の指名防衛戦のために4ヵ月間、必死にトレーニングを続けてきた。準備は万全。21日に試合地に向けて出発するが、体重も120ポンド(約54.4キロ　※バンタム級は118ポンド)まで落として乗り込む」と話している。サウスポーのモレノは08年5月にウラジミール・シドレンコ(ウクライナ)を破って王座を獲得し、すでに在位は6年を超えた。一方のパヤノは04年アテネ、08年北京と五輪に2大会連続で出場したほか世界選手権にも2度出場するなど華々しいアマチュア実績を持っている。