見どころ:前王者エドワード・ヘノ(フィリピン)が返上した王座を前WBOアジアパシフィック王者の冨田と元日本王者の堀川が争う。冨田は昨年9月の王座決定戦で激しい打撃戦を制し戴冠。回転力を活かしたキレのあるパンチが持ち味だ。一方現役最多の58戦目のリングに上がる堀川は、昨年10月の試合で日本王座を手放したが再起戦で返り咲きのチャンスを得た。前戦は序盤に出遅れペースを取られたが、卓越したテクニックと豊富なスタミナは健在。試合は12ラウンドにわたり一進一退の攻防が繰り広げられそうだ。両者とも偶然のバッティングにも気を付けたい。