注目:WBCバンタム級正規王者ウバーリの初防衛戦。今年1月にルーシー・ウォーレン(米国)との正規王座決定戦で判定勝利で世界初栄冠。暫定王者の井上拓真(大橋)との統一戦を前に、V1戦をカザフスタンの首都アスタナで行うことになった。挑戦者ビラヌエバは16年9月にゾラニ・テテ(南アフリカ)とのWBO同暫定王座決定戦に挑み判定負けとなった後、翌17年4月にはルイス・ネリ(メキシコ)の再起戦の相手となり、こちらも6回TKO負け。1勝1分と昨年を過ごし2度目の世界挑戦を迎える。アマチュア仕込みの技巧派サウスポーのウバーリは試合を組み立てるのが理想の形。ビラヌエバとしては思い切りの良い攻撃でサウスポーのネリからもダウンを奪ったように、打ち合いに活路を見出したいところだ。