注目:WBSSバンタム級トーナメント準々決勝となるWBO世界同級タイトルマッチ。王者のテテにとってはアロイヤンの母国ロシアに出向いて3度目の防衛戦となる。対するアロイヤンはわずか4戦目世界挑戦が実現した。試合は、長身とリーチを活かしテテが挑戦者の元五輪メダリストのテクニックを封じ込め、KOのチャンスをうかがう展開が考えられる。アロイヤンは、ガードを固め、コンパクトな連打を打ち込み、サイドに回ってインファイトに勝機を見い出す。パワーは王者が上回るも、挑戦者のスピードがどこまでアドバンテージを取れるにより、試合の流れが大きく左右されていきそうだ。