注目:京都のSFマキジムから東京の三迫ジムに移籍したWBOアジアパシフィック王者の堀川謙一にとっては、移籍初戦が関西凱旋試合となったこの一戦は、当初、ランキング1位の久田がチャンピオンの拳四朗(BMB)に挑戦する予定だった。が、拳四朗がベルトを返上したため、急きょ王座決定戦が組まれた。この急な予定変更にも対応できた両陣営にプロ意識の高さを再認識させられた。気持ちを切り替えた久田と2月に試合を終え、移籍したばかりの堀川の男気は、どちらもアッパレ!

　主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)のうち、3本の世界タイトルベルトを日本人が独占しているライトフライ級の国内戦線のレベルの高さを垣間見ることができる。