ベジータ石川が九州の選手の魅力を伝える「スカウターコラム」。今回は、日本フェザー級11位、OPBF東洋太平洋フェザー級14位の山名生竜(24=HKスポーツ)を紹介する。
「ベジータ、お前のコラムげな、出らんけの」
そう声をかけてきたのが山名生竜。
正直、少し怖かった。だって、北九州の元ヤンキーだから。
ちなみに、あの髪(成人式)は地毛らしい。
山名の武勇伝を一つ。
山名1人対ヤンキー10人。
いわゆる「10人ニキ」したとか、しなかったとか。真相は、ご想像にお任せする。
少年時代はケンカに明け暮れた。得意技は左ストレートではなく、飛び蹴り。
「飛び蹴りの山名」と呼ばれていたそうだ。
ただ、本人いわく、飛び蹴りをする相手は決めていた。
弱い者いじめをするような相手だけ。
そんな過去を持つ山名も、今では更生。
飛び蹴りは封印し、リングで拳だけを武器に戦っている。
最近の悩みはケンカではない。
階級である。
中川麦茶(KWORLD3)から大金星を挙げ、一気にランキング入り。現在はOPBF東洋太平洋フェザー級14位、日本フェザー級11位まで浮上した。
ただ、本来の主戦場はスーパーフェザー級。
しかも、日本フェザー級王者は同門の岡本恭佑(22)。
桑原秀彦会長も今後のロードマップに頭を悩ませている。