■加藤選手の印象を聞かせてください。
中島 身長が高いのでやりづらそうなサウスポー。そのくらいですね。
■これまで長身タイプとの対戦は多いので、そこは慣れもあるのかなと思いますが。
中島 そうですね。なんとも思っていません。
■試合に向けて、どのような選手とスパーリングをしているのでしょうか?
中島 先日、国本陸選手(六島=日本ミドル級王者)にサウスポーになってもらったり、仲野玲(フュチュール)としています。来週から東京に出稽古に行きます。
■2年ぶりのサウスポー選手との対戦になります。
中島 特に苦手意識もなく、気にならないですね。
■勝てば、ジム初のチャンピオン誕生です。
中島 初なので気合いが入りますね。自分が獲ることでジムを活気づけたい。まずは自分が獲りたいと思っています。
■「3150FIGHT SURVIVAL」に出場することについてはいかがですか?
中島 注目度の高いイベントでさらに気合いが入ります。試合を見てもらってなんぼだと思っているので。次こそは絶対に獲ります。絶対に!
■この試合のテーマを教えてください。
中島 競って勝つのではなく、レベルの違い。圧倒して勝つ。加藤選手には「レベルが違うな」と思わせます。
レベルの違いを見せる
■では、最後に試合への意気込みをお願いします。
中島 石田会長が持っていたベルトを獲り戻す。今回こそはチャンピオンになります。倒して勝ちます。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
中島は、持ち前のハンドスピードに加えてタイミングや打ち方を修正し倒しにいくスタイルも身に付けてきた。ホーム大阪で迎えるタイトルマッチ。絶対に落とせないとプレッシャーはかかるが、ここを勝てばさらに飛躍を遂げるのではないか。当日の仕上がりが非常に楽しみだ。
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・AndStill>