WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級王者の重岡優大(26=ワタナベ)は、3月31日(日)に名古屋国際会議場で開催される「3150FIGHT×PRIZE FIGHTER in NAGOYA」で同級6位のメルビン・ジェルサエム(30=比)を迎えて2度目の防衛戦のリングに上がる。
昨年10月にパンヤ・プラダブスリ(33=タイ)との団体内王座統一戦で大差判定勝ちし、正規王者に昇格。元王者を迎え撃つ。防衛戦に臨む重岡は、いつも通り気合い十分だった。
■昨日(2月19日)は、年間表彰式が開催されました。初めて出席しましたが雰囲気はいかがでしたか?
重岡 皆、ボクシング界を背負っている選手じゃないですか。やっぱりオーラがありました。自分も負けていられないなと思いました。
■来年は、三賞を狙っていきたいですか?
重岡 いや、そこは特にないですね。(賞は)人が決めるものですからね。選ばれたらうれしいですが。もちろん、表彰式に呼ばれたことはうれしかったですし、来年も呼ばれようという気持ちにはなりました。
■挑戦者がジェルサエム選手に決まりました。
重岡 良いスパンで試合が決まりました。ゆっくりもできましたし、準備もできていますし。ジェルサエムに関しては…、相手じゃないなと。
■対戦相手の印象を教えてください。
重岡 パンチはあるのかな。でも、大したことなさそうですね。「お前のパンチは効かないから」くらいの感覚です。
■前戦、パンヤ選手に完勝して自信がついたと思いますが。
重岡 全然。まだまだですよ。映像を見ましたが、あんまり覚えていないんですよね。もう過ぎたことなのでね。パンヤを圧倒したからといって、次も圧倒できるかというとそんなに簡単なことではないですし。なのでまた一から技術とパワー、すべてを研ぎ澄ませていくだけです。
■これから防衛戦が続いていく中で、どのようなモチベーションで臨むのでしょうか?
重岡 これまでと変わらず燃えています。相手は誰でも変わらないですね。