WBA(世界ボクシング協会)・WBC(世界ボクシング評議会)世界ライトフライ級タイトルマッチが王者の寺地拳四朗(32=BMB)対WBA1位、WBC2位のカルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)が23日(水)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」で行われた。
ライトフライ級絶対王者の拳四朗と王座返り咲きを目指すカニサレスが激突。序盤から激しい打ち合いを見せた。
観衆:5300人
■日本フライ級1位
■井上夕雅(真正)
「未知の戦いですごかった。(スパーリングパートナーを務めて)拳四朗選手のボディブローで悶絶したので、すごさは知っているので、カニサレスはよく耐えたなと思いました」
■WBO女子世界Sフライ級王者
■晝田瑞希(三迫)
「これでまた拳四朗さんがさらに強くなってしまうなと感じました!この試合を生で見ることができて、本当に良かったです!死ぬほど勉強になりました。素人みたいな言い方ですけど、ボクシングって本当に本当にすごいです」
■元日本ユースSフライ級王者
■神崎靖浩(倉敷守安)
「一進一退の接戦の中で、一度劣勢になっても巻き返す拳四朗選手の気持ちの強さと技術力の高さに驚きました。僕にまだない部分ですごく勉強になりました!」
■日本Sバンタム級王者
■下町俊貴(グリーンツダ)
「すごい試合を見せていただきました。カニサレス選手の難しいリズムと馬力でやりづらそうでしたが拳四朗選手のスタミナ、ジャブの上手さはさすがでした。世界のレベルはすごいなと感じました!盗めるところあればと思いましたがレベルが違いました!ありがとうございました! 」
■佐々木栄治会長(江見ジム)
「1ラウンド目はチャンピオンの硬さが目立ったので分が悪いかと思ったが、2ラウンド目に右のカウンターでダウンを取ったが、3ラウンド目でダウンを取られてカニザレスのペース。中盤も目が離せない攻防でした。11〜12ラウンドで拳四朗選手がアウトボクシングに切り替えてポイントを確保したのが大きかった」
■本石昌也会長(グリーンツダ)
「前半のペースでイケるのかなと思いました、まさかのダウンを食らって苦しい展開になりましたが、セコンドの指示をよく聞いて、作戦変更を実行したというところと、こういう場面を想定して練習しているんだろうな、というのが勝因。チームワークが見事でした!」