日本スーパーフェザー級王者の坂晃典(31=仲里)は、4月1日(土)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「3150FIGHT SURVIVALvol.4」のセミファイナルにおいて、同級1位の原優奈(28=真正)を迎えて3度目の防衛戦に臨む。
坂は、昨年9月に奈良井翼(23=RK蒲田)に2度のダウンを喫する大ピンチに陥りながらも、逆転KO勝ちでベルトを死守した。挑戦者の原は、挑戦者決定戦を勝ち上がってきた新鋭でタイトル初挑戦となる。発表会見で坂に対して過激に宣戦布告した。
この試合に向けて坂は、沖縄でのスパーリング合宿を敢行。万全のコンディションで迎え撃つ。
■沖縄合宿には、どのくらい行っていたのでしょうか?
坂 2月27日から3月5日までです。スパーリング中心で仲里選手やオイコラ選手とやってきました。充実した練習をさせてもらいました。
※仲里周磨(オキナワ=日本ライト級1位)
※リドワン・オイコラ(平仲=日本フェザー級4位)
■3度目の防衛戦が決まりました。心境を聞かせてください。
坂 また、チャンピオンカーニバルでの試合ですが、そろそろ卒業していい内容で勝たないといけませんね。
■挑戦者は、曲者の原選手です。
坂 あ〜。そうですよね。発言とかすごいみたいで。知人や先輩から聞いていますが。特に気にならないです。
■原選手の印象を聞かせてください。
坂 左が上手な選手なんだろうな、という印象です。フィジカルは、少し物足りなさを感じていましたが、僕と対戦するということは、フィジカルも作って来るんでしょうね。映像も見ていますが、まだ前戦は見ていません。変則というか、良いタイミングで打ってくるタイプではなくて、上手くタイミングを外しながら打ってくる。そのイメージさえ分かれば、それ以上は知る必要はないかなと思います。
■原選手とスパーリングの経験はありますか?
坂 ないですね。下の階級の選手だったので意識もしていなかったです。
■これまで、挑発されることはなかったと思いますが。
坂 そうですね。でも、自分は元々あまり人の話を聞かないからな(笑)。