WBO王者谷口の初防衛戦。両者は、2019年9月に日本王座挑戦権を懸けて激突。谷口が判定勝ちしているが、石澤もダウンを奪い見せ場を作った。中間距離での攻防が得意な技巧派サウスポーの谷口だが、接近戦でも押し負けないフィジカルの強さを併せ持つ。鬼門の初防衛戦でチャンピオンとしての力を示したい。石澤は今年1月に日本王座決定戦で戴冠。コンパクトなコンビネーションと勝負所を逃さない嗅覚でミニマム級では高いKO率を誇る。リベンジと世界王座奪取に燃える。リマッチによる世界戦!激戦は必至だ!

元K-1ワールドグランプリ王者からボクシングに転向して3戦全勝(3KO)の武居の4戦目。3試合連続初回KO勝ちで毎回インパクトを与えている武居。ボクサーにはない独特のタイミングから繰り出されるパンチで相手をキャンバスに沈めている。ここ数戦勝ち星から遠ざかっている河村だが、ここは名前を売るチャンス。臆することなく攻めて武居の出鼻を挫きたい。

前日本ユース・スーパーライト級王者の佐々木の再起戦。昨年10月に行われた平岡アンディ(大橋)との一戦では、体重超過で勝ってもベルトを獲得できない条件の中、11回TKO負けを喫した。階級をウェルター級に上げてパワーがどこまで通用するのか!?持ち前のパワフルな攻撃に期待。元日本2位のスミスは約2年5ヶ月ぶりのリング。サウスポースタイルから懐の深さを活かした強打を打ち込む。お互いに好戦的で序盤から激しいパンチの応酬となるだろう。

※伊集盛尚が4/19に体調不良のため、緊急搬送され試合を辞退。
見どころ:大橋ジムのホープ松本のプロ5戦目。昨年8月にデビューして以来、全勝の松本。ジャブからワンツー左ボディに繋げる正統派スタイルで強気のファイトが売りだ。昨年12月に元日本ランカーの荒木貴裕(JB SPORTS)と対戦しタイミング抜群の右ストレートで5回TKO勝ちした。沖縄から参戦する伊集は、力強いパンチで攻め立てる好戦的なタイプだ。