再びタイトル挑戦を目指す丸木が、メインイベントのリングに上がる。昨年11月に3回TKO勝ちで再起に成功。着実に勝ってランキングを上げたいところだ。ランカー初挑戦の畑上は、九州を拠点にA級まで上がってきた。長崎から刈谷に乗り込みランキングの座を狙う。

当初は5月に行われる予定だったが、7月にスライドされた。2020年度ウェルター級新人王の能嶋は、長身を活かした右アウトボクサーでジャブを軸に丁寧な組み立てを見せる。姫路から乗り込んでくる岡田は、ガードを固めながら相手の懐に飛び込んで接近戦に勝機を見出す。岡田としては序盤から打ち合いに持ち込みたい。

元日本バンタム級王者の大場は、昨年9月に6年ぶりにリングに上がったが湊義生(JM加古川拳)に2回TKO負けを喫した。ジムを移籍し再起2戦目に臨む。試合勘がどのくらい戻っているのか。中村は、今年5月にタートル西田(塚原京都)と引き分け。前戦からわずか1ヶ月半での試合となる。キャリアで何倍も上の大場に対し、臆することなく攻めていきたい。