3月の日本ユース王座決定戦で戴冠した溝越の初防衛戦。溝越は前戦、距離を潰してくる干場悟(蟹江)に対し、左右に動きながらカウンターを決めて判定勝ちした。足を動かしながらキレのあるカウンターが得意だ。ユース王座2度目の挑戦の石川は、昨年12月に千葉開(横浜光)に敗れて以来の再起戦。左右ともに決定力のあるパンチが魅力だ。階級を上げたことがプラスに働くのではないか、石川がプレスをかけて溝越が迎え撃つ展開になるだろう。

近藤棄権 試合中止

■但馬ミツロ(緑)が腰痛で試合中止!
見どころ:"日本ヘビー級の歴史を変える男"但馬がデビュー戦で日本王者(ノンタイトル戦)と激突する。但馬は、アマチュア5冠の実績を誇り昨年2月の公開プロテストでも圧巻の内容を見せた。卓越したハンドスピードとテクニックは目を見張るものがある。王者の上田は、2019年12月に竹原虎辰(緑)との王座決定戦で戴冠。サウスポースタイルからのジャブと右ボディを得意としている。王者としての意地を見せたいところだ。