注目:ボクシングファン注目の因縁のリターンマッチ。1年前、日本スーパーフェザー級1位の尾川(帝拳)は安定王者の内藤に挑戦。初回に強烈な右ストレートで鮮やかなダウンを奪うと内藤はあわや10カウント寸前の大ピンチに陥った。しかし、その後は冷静な足捌きでペースを取り戻し一進一退の攻防を見せていたが、偶然のバッテイングで内藤が負傷。負傷判定勝ちで尾川が新チャンピオンに輝くとともに世界ランクを奪う形となった。尾川は今年になり、杉田(奈良)、松下(千里馬神戸)の技巧に手を焼きながらも最後はKOで試合を終わらせており勝負強さを発揮している。一方、内藤はノンタイトル戦を2試合消化。スーパーフェザー級での試合は尾川戦以来となる。展開予想としては内藤が距離を取り、尾川が追いかけていく展開が考えられる。しかし、同じ相手に2連敗は許されない内藤はそれだけでない対策も講じてくると思われる。尾川はここ2試合、左フックで試合を決めており内藤はそのパンチにも注意が必要そうだ。前売りチケットは完売、当日券のみを残すという。内藤がリベンジするのか?それとも尾川が叩き潰すのか?